バンダイ S.H.モンスターアーツ ガイガン(2004)
メーカー | バンダイ |
シリーズ | S.H.MonsterArts |
全高 | 約185mm |
キャラクター | ガイガン |
登場作品 | ゴジラ FINAL WARS |
価格 | \10,584 |
発売日 | 2014年4月19日 |
X星人が操るサイボーグ怪獣。
「FINAL WARS」に登場した怪獣の中ではデザインが最も変化しており、よりスタイリッシュかつ禍々しいデザインとなっています。
同価格の機龍と大きさは変わらず、大鎌と背ビレのおかげでガイガンの方が若干ボリューミーに感じます。
シリーズの中でも細く尖ったパーツが多く、取扱には細心の注意が必要です。
パッケージ
セット内容
各部アップ
鋭利な角と左右の牙を見事に再現。
右の牙は径があっておらず、外れやすい仕様になっています。
単眼にはクリアパーツが使用され、内部には網目状のモールドがあります。
口は開閉可能。
首は複数の鉄アレイ型のジョイントによって大きく可動します。
左右方向への可動もそこそこ。
肩アーマーはボールジョイントで接続されています。
ガイガンの特徴的な武装の一つ、お腹のノコギリ“ブラデッド・カッター”は触ると痛いほど尖っています。
カッターは上部で可動し、下部を溝から取り出すことができます。
本来であればカッターが邪魔で可動しない胴体ですが、溝からカッターを取り出すことで、ある程度は可動させられます。
ただ、可動範囲は狭いですし、見栄えも良くないので可動は無いものと考えておいた方がいいです。
背ビレの内、左右のものは外側へ広げることが可能。
中央の背ビレは3分割されており、スライドギミックによって背ビレを下方向へ大きく動かせるようになっています。
腕の鎌は旧デザインよりも大きく、さらにメカニカルなデザインでかっこいいです。
残念ながらワイヤー射出といったギミックはありません。
腕の可動範囲は広く、人型のフィギュアーツに近い可動範囲です。
脚部はつま先の爪がダイキャストパーツです。
それ以外にダイキャストパーツは使われていないようです。
開脚はモンスターアーツとしては広いです。
接地性が高いので、立たせたときに安定感があります。
ヒザは90度まで曲がらず。
スネの中央にも可動が入っているのはモンスターアーツではおなじみですね。
尻尾の可動はミレゴジや機龍と同様、初期アイテムと比べるとだいぶ進歩しています。
見ての通り尖ったパーツが多く、簡単に折れてしまいそうです。
飛行ポーズも難なくできます。
パーツ交換で改造ガイガンへ。
角、牙、首及び腕部を交換することで改造ガイガンになります。
角と牙は通常より、大きく、ギザギザになっています。
コルセットと揶揄される首は鈍い金属光沢になっており、違和感は少ないかなと。
最も見た目が変化している腕部のブラッディ・チェーンソー。
刃はゴム製になっており、手動で回転させることができます。
以下、適当にアクション
ガイガンでした。
通常、改造、両方を再現できるということで、迷わず2体購入しました。
ガイガン発表当初には、改造ガイガンはプレバン行きかと思っていたので、パーツ交換で済んで良かったです。
プロポーションはスーツっぽさを軽減するアレンジが入っているように感じました。
劇中だと人型のぴっちりラバースーツにガイガンのパーツを付けた見た目でしたが、
胴体が前後に太くなったり、逆三角形になったりと人が中に入っていると感じさせないプロポーションになっています。
可動範囲も人型に近いおかげか、シリーズ随一の広さです。
塗装は暗いメタリックブルーと鈍い金属光沢が渋く、悪役らしいカッコ良さが出ています。
酒井氏が関わっていないアイテムですが、いつものように安定したクオリティで値段相応の完成度だと思います。
FWからの商品化ということでFWゴジラ、モンスターXの商品化にも期待したいですね。