バンダイ S.H.モンスターアーツ ゴジラ

    メーカー バンダイ
    シリーズ S.H.MonsterArts
    スケール ノンスケール
    キャラクター ゴジラ(94)
    登場作品 ゴジラVSスペースゴジラ
    原型 酒井ゆうじ
    価格 \5,775
    発売日 2011年11月19日


    バンダイがS.H.フィギュアーツで培った可動と造形を怪獣に焦点を当て具現化していく新ブランド
    その第一弾となるのは東宝特撮映画の金字塔「ゴジラ」
    ゴジラの中にも様々なバリエーションがありますが、今回は「ゴジラVSスペースゴジラ」に登場した通称"モゲゴジ"の立体化です
    原型は実際にゴジラ映画にも携わったことのある酒井ゆうじ氏
    プロモーション活動ではVSシリーズ特技監督の川北紘一氏による映像が製作されるなど力が入っていました
    管理人にとっては本当に待望の商品化なので感無量です


    パッケージ
    表には「初回特典、熱線エフェクトパーツ」のシールが貼られてます


    裏にはゴジラシリーズの概要、酒井ゆうじ氏と川北紘一氏のプロフィールとコメントが掲載されています


    人型のフィギュアと違い、足も胴体も大きくてボリュームがあります
    ちなみに、重さは333g(SHFライダーは50〜70g)


    本体のボリュームもさることながら、尻尾もかなりの長さで根元から測って26cm


    尻尾は9ヶ所の関節で自由に動かせます
    尻尾を前に持ってくることはできないので例の飛行ポーズは無理です


    背びれはクリアパーツの上にグラデーション塗装がされています
    クリアパーツを使ってるのはデスゴジで赤い背びれにする時のことを考えての仕様だと思います
    ところどころ塗装が剥げているのが残念


    大きさとボリューム比較にSHFタトバと一緒に
    全高はゴジラ15cm、タトバ14cmとほとんど変わらず
    大きすぎず小さすぎずといったサイズですが、尻尾のせいで飾るのは少し面倒になってます


    並べようと思う人も多いだろう特リボとも一緒に
    絡ませて遊ぶには特リボは一回り小さいです


    小顔で凛々しいまさしくゴジラといった頭部
    目の焦点が合ってない塗装不良が多いようです
    小さい部分で少し横から見ると片目は隠れてしまうので真正面から見ない限りは気になりません


    口は開閉するようになっています


    口の中には設定どおり歯が二列に生えていて、それぞれ塗装もされています
    アゴがボールジョイント接続なのか、右のように簡単にずらせてしまいます


    頭と首、首と胴体をダブルボールジョイント2つで接続しています
    写真の通り上を向くのは得意ですが、下を向くのは苦手です


    左右へは上から一つ目の関節が360度回るようになっていますが、胴体側の関節は軽く動く程度です


    腕は水平方向に画像の右手程度まで上がります
    肩自体はボールジョイントなので360度回転可能
    上腕部分がロール可動になってます
    VSのゴジラは脇を締めたアクションが特徴的なのでこれくらいで十分だと思います


    肘は2重関節で90度まで可動
    手首はボールジョイント接続で少しだけ捻れるようになっています
    前腕もロール可動するようになっていますが、ここは無くていいかも


    右手の中指だけピョンッとはねてるのがモゲゴジへのこだわりなんだとか
    爪は赤みがかった白で塗装されています


    腰はあまり回らず


    太ももは画像程度まで上げられます
    こんだけ太い足がここまで上げられれば十分じゃないかと


    ヒザは二重関節になっています
    一ヶ所はわかりやすいと思うんですが、もう一ヶ所はスネの真ん中あたりの線の部分で曲がります
    ボールジョイント接続で前後左右へよく動きます


    上記のスネ関節のおかげで開脚がここまでできます
    関節もほとんどわからないような処理になっていて感心しました


    VSビオランテで見せた水中を泳いでる姿も無理なくできます


    こちらは初回特典の熱線エフェクトパーツです
    付属品はこれのみという潔さ
    パール塗装がされているのか表面がキラキラしてます
    台座は熱線の衝撃で波打つ海面っぽいですね
    支柱無しだと安定性がないので素直に支柱を使って飾りましょう

    以下、適当にアクション


    S.H.MonsterArtsゴジラでした
    唯一残念なのは目の塗装
    一番大切な部分ですのでもう少し丁寧にしてほしかったです
    それ以外はよく仕上がっています
    造形はわざわざ言及する必要もなく、可動に関しても元からアクションの少ないキャラとしては十分に動きます
    関節の隙間もうまく処理されていて、特に足の関節はほとんどわからないくらいになっていて驚きました
    個人的には今後の商品展開に大いに期待できる出来でした
    VSシリーズファンとして今後が楽しみです

    TOP