バンダイ S.H.モンスターアーツ キングギドラ
| メーカー | バンダイ |
| シリーズ | S.H.MonsterArts |
| 全高 | 約270mm |
| キャラクター | キングギドラ |
| 登場作品 | ゴジラ VS キングギドラ |
| 原型 | 酒井ゆうじ |
| 価格 | \10,290 |
| 発売日 | 2012年9月29日 |
超ドラゴン怪獣キングギドラ
ゴジラのライバルとして最も有名な怪獣の一体であり、多くの作品に登場しています
VSシリーズ最大の全高140mであり、モンスターアーツとしてもシリーズ最大のボリュームで商品化
その大きさと金一色の塗装は迫力満点です
パッケージ
大きすぎて撮影ブースからはみ出ました
裏面には酒井ゆうじ氏と川北紘一氏のコメントが掲載されています
同日発売の「ULTRA-ACT グリッドマン」と比較するとこれだけ差があります
ギドラ1箱＝グリッドマン16箱
大きさ比較（ゴジラ）
ゴジラもボリュームのあるフィギュアですが、それを遥かに上回るボリュームです
胴体、足のボリュームは大差無いですが、首、羽、尻尾が増えている分大きくなっています
その中でも巨大な羽が、見た目の印象を大きく変えています
大きさ比較（コズミックステイツ）
一般的なサイズ（150ｍｍ）と比較すると大きさがよくわかります
キングギドラ最大の特徴である三つ首
西洋のドラゴンに似た造形となっています
猫目のように鋭い目つきと合わさった悪役面がかっこいいです
正面から見るとわかりづらい造形となっています
下顎がボールジョイントで開閉します
首は3本とも10パーツに分かれています
そのすべてが鉄アレイ型のボールジョイントで接続されており、見た目以上によく動きます
関節部分は鱗に沿った分割で目立たなくなっています
左右へも同じくらい動きます
首を逸らすことも可能
可動範囲の広さと関節を目立たせない分割のおかげでとても綺麗なラインを描くことが出来ます
胴体を見ると鱗が一枚一枚、丁寧に作り込まれているのが分かります
胴体の関節はほとんど動きません
鉄アレイ型のジョイントを使っているのですが、片側がものすごく固いので左右に少し動くだけとなっています
足の可動はゴジラより若干狭く感じました
ヒザは70度程度曲がります
スネにゴジラと同じように関節が入っているので接地性は良好です
前傾姿勢での自立も難なくできます
翼は劇中の布のような質感を完璧に再現
商品化するにあたって翼は厚くなっていますが、実物を触るまで劇中同様にかなり薄いものだと思っていました
翼の基部は上下前後に可動、上下には画像程度の可動範囲となっています
ウチのはギリギリ翼の重さに耐えられますが、物によっては保持できないことがあるかもしれません
前後には画像のように真横、真後ろまで可動します
尻尾は全長290mm
全17パーツで構成されており、接続は全て鉄アレイ型のジョイントです
魂STAGEの支柱を2本使えば飛行ポーズもギリギリ可能です
光線エフェクトパーツ
稲妻のようにうねった引力光線パーツが付属
①今までと違い、口に咥えて固定させない ②首が3つある ③光線を支柱に固定させる方法が不安定 ④デカい
上記の理由からかなり扱いづらいものとなっています
光線エフェクトパーツ×3、支柱×3、台座
今回の付属品はこれだけとなっています
光線はクリアパーツ製
黄色一色ではなく、グラデーションがかかっています
以下、適当にアクション
キングギドラでした
デカい！金ぴか！
VSファンとしては大満足な逸品でした
全身に大量の関節が入っているにもかかわらず、目立たないように出来ているのには驚きました
翼の造形にもただただ見惚れてしまいます
原型の時点から思っていましたが、劇中の質感を本当に再現できています
こんな完璧な造形で、しかも可動フィギュアという形で商品化されたことは本当に嬉しいです
引力光線の扱いづらさだけが残念ですが、おもちゃとしてではなくデザイン上、仕方ないのかなと
ついに定価も1万円を超えたと思っていたらデストロイアが早くもそれを超えるという事で期待は膨らむばかりです
次回からVSデストロイアがスタートし、消化が順調なので今後の展開は一体どうなるのか
昭和に行くか、ミレニアムに行くか、全く関係ないシリーズが始まるか
ゴジラが続く限りは全てレビューしていきたいと思います