バンダイ S.H.モンスターアーツ 3式機龍
| メーカー | バンダイ |
| シリーズ | S.H.モンスターアーツ |
| 全高 | 約170mm |
| キャラクター | MFS-3 Multi-purpose Fighting System-3 3式機龍 |
| 登場作品 | ゴジラ×メカゴジラ |
| 価格 | \10,290 |
| 発売日 | 2013年9月14日 |

ゴジラの骨格をベースに開発された多目的戦闘システム。


怪獣の力強さとメカらしいシャープさが再現されており、プロポーションは文句なし。




パッケージ

セット内容



劇中との違いはほとんど感じられず、シャープな造形がカッコイイです。
目も今までとは違い、色、明るさ、ともに完璧です。

頭頂部は別パーツとなっており、取り外し可能。


左:暴走状態 右:改造後
パーツの差し替えにより、通常形態と合わせ、3形態を再現。

口腔内には99式2連装メーサー砲が造形されています。

首の大量のケーブルは省略されずにモールドで再現されており、情報量が凄まじいです。
耳付近から出ているケーブルは可動時に連動して伸縮するようになっています。
メカということもあって関節に違和感が無く、妙な隙間ができることもありません。

胸の「MFS-3」や腹部のケーブル類等、実物にあるディティールは余すことなく再現。
塗装はGフォースメカゴジラとは違い、金属光沢のあるシルバーとなっています。

アブソリュート・ゼロは差し替え無しで展開可能。

背ビレは簡単に折れてしまいそうなほどシャープです。

背面バーニアは左右へスイング可動。

各部のリベットモールドがスケールを大きく見せてくれます。

ヒジにロール可動がある為、Gフォースメカゴジラやモゲラよりポーズが付けやすくなっています。


腰の可動範囲は他の怪獣と変わらず。

脚部にはダイキャストパーツが使用されている為、安定感があります。
他の箇所と同様、ディティールの細かさや関節の処理等、よく出来ています。

黒い部分のディティールがどことなく筋肉を彷彿とさせて面白いです。
ヒザ裏は関節が完全に隠れています。


フトモモ側面のバーニアは展開が可能。
バーニアは劇中通り伸縮する他、スイング可動により向きも変えられます。

フトモモはあまり上げられず、ヒザは90度程度曲がります。
足首にはくの字の関節が入っている為、前後方向への接地性は高いです。

尾は16箇所が可動します。
デザインがシンプルなおかげか、可動範囲は他の怪獣よりも広く、見た目も綺麗な曲線を描いてくれます。
尾はプラ製で軽く、尾を浮かせても本体が後ろに倒れることはありません。

尾は前方まで可動します。


重装型
一部のパーツを差し替えてバックユニットと0式レールガンを装備させます。



ロケット弾の砲口はガンメタで塗装されています。

センサーらしき部分も細かく色分けされています。

側面にはミサイルのディティールがあります。
バックユニットは全体的にスミイれがされており、引き締まって見えます。

ロケット弾の砲身が上方向へ可動。

バーニア付近の見え難い部分にもしっかりとディティールがあります。

バックユニット単体


バックユニットは背ビレを三つ外すことで装着できます。

0式レールガン
前腕側面と本体を接続し、ケーブルはヒジに取り付けます。


レールガンは砲身が伸縮する他、中央部分にメーサー・ブレードを装着できます。

前腕側面は接続箇所が目立たないようにディティールアップされています。
ただ、接続は若干緩い為、外れやすいです。


ケーブルは軽装時のヒジパーツを外して取り付けます。

Gフォースメカゴジラと比較。
大きさはほとんど変わらず。
以下、適当にアクション















機龍でした。
劇中のプロポーションの再現度、関節の処理方法はシリーズ屈指の出来だと思います。
可動範囲自体は標準的です。
Gフォースメカゴジラと違い、しっかり金属光沢が出ている点は良かったです。
目のクリアパーツは今後も暗くならないようにしてもらえればと思います。
キングギドラと同じ値段だと考えると割高な気もしますが、スーパーメカゴジラが9450円なのを考えると妥当なのかなと。
次回はいよいよプレバンのビオランテが発売です。
VSシリーズの終わりが見えてきましたが、次は平成か、昭和か、レジェンダリー版か。