ポージング講座入門編 [素立ち]


    次回は無いであろう単発企画
    ポージング講座です
    素立ちについて詳しく解説していきたいと思います

    まずは上の4枚の画像を見てください
    これを見て「これくらいできるよ」とか「俺のほうが上手く立たせられる」と思った人はブラウザを閉じてください
    ポイントさえおさえれば誰でもできることなので、今回はそれを知らない人や感覚だけでやってる人に向けてのものです


    まずはダメな例を2つほど
    左は箱から出してただ立たせただけ
    右はかっこいいポーズ


    まずは頭部から説明します
    顎を引いて顔を正面に向けて頭を傾けない
    アゴを引かないと間抜けに見えてしまいます
    かと言って顎を引きすぎるのも良くないです


    タトバはあまり顎が引けないので大丈夫ですが、画像のようにフルアクションユニコーンだとここまでアゴが引けます
    ガンダムタイプであれば、目が見えるか見えないかくらいに引くのがちょうどいいと思います
    気づかずに思ってる以上にアゴを引いてしまうことがあるので注意しましょう


    次に足の開き方です
    足を肩幅に開くのですが、具体的に言うと肩幅と踵を揃えるように足を開きます
    赤い線は肩幅を表してますが、線が踵の中心あたりを通ってるのがわかると思います


    閉じすぎたり開きすぎてはいけません
    このときに右肩上がりや左肩上がりにならないようにバランスも見ましょう


    足をハの開くのと一緒に太ももと足首を捻って上から見たときにハの字になるようにします
    このとき、どちらかの足が前に出ていたりしないようにしっかりと揃えましょう


    どの程度足をひねるかについてですが、股関節から足首までが綺麗な直線になるように調節します
    画像左が調整した状態で、右は太ももと足首の両方を正面に向けて肩幅に足を開いた状態です
    右の画像だと足首が内側に寄っていてラインが崩れているのがわかると思います


    正面から見ただけではわかりづらいですが、少し斜めから見ると違いがはっきりとします
    斜めから見たときに股関節〜足首、足首〜つま先のラインが一直線になるようにします
    足首が正面を向いていると画像右のように赤と青の線でかなり角度が付いてしまっています


    次に太ももをどれくらい捻って、足首をどれくらい捻ればいいのかですが
    これは半々くらいでいいと思います
    黄色が太ももを捻った角度、赤は黄色の状態から足首を捻った角度です
    それぞれのフィギュアで足首、太ももの可動範囲と相談しながらどれくらい捻るか決めてください


    足と足首をハの字にしましょう。と言いましたが、さらにプラスしてやらなくてはいけないことがあります
    それは、横から見たときに体全体で緩やかなS字を描く
    左の赤い線がS字になっているのがわかると思います
    右の青い線は頭の中心から真下に線を下したものです。だいたいつま先と踵の間くらいを通るようになっています
    頭の中心の真下につま先と踵の間があればだいたいのフィギュアでバランスが良くなり、転びにくくなります


    左はS字立ち、右は体をまっすぐにして、足首だけで前後のバランスを取っています
    体をまっすぐにするとどうしてもバランスを良くするために前傾姿勢になってしまいます
    まっすぐ立たせるためにもS字を描かせることが重要になります
    あまりきつくS字を描かせると猫背になってしまうので注意しましょう


    次に腕について
    まずは肩ですが、怒り肩になるように上げます
    撫で肩が良くないというのと、肩を下げるとSHFの場合は胴体と肩の間に隙間ができてしまいます


    肩はただ上げるのではなく、胸を張るように肩を後ろへ下げます


    肩の位置が決まったので次は上腕、前腕です
    ヒジをくの字に軽く曲げて、拳が肩の下に来るようにする
    ヒジを曲げないで伸ばしておくと力が入ってないように見えます
    拳が肩より前に出ていると前から見たときに腕全体が不自然に飛び出して見えます


    最後に拳ですが、親指の方向へ捻ります
    外側に捻るのはダメです
    外側へ捻るのはfigmaなど、女の子フィギュアのポージングの時にやりましょう


    親指の方向へ捻るというのは具体的に言うと画像のような状態を言います
    実際に自分で握り拳を作ると親指の方向に力が入って引っ張られていると感じられると思います


    あとは腕を外側、内側のどちらに向けるかですが、
    左は手のひらを上に向けて腕を外側に向けています。こうすると気合をためているように見えると思います
    右は左とは逆に内側へ向けています。これはゴツい体系のキャラに似合う力強さが出てきます
    ということで、外側に向けるか内側に向けるかは好みにお任せしますが、
    基本的には軽く内側を向かせるようにするのがいいと思います

    次は武器を持たせる場合についての説明です
    細かいことなので実際に試してみて自分に合わないと思ったら参考にしないでいいと思います


    簡単なので最初はシールドです
    シールドの向きは前腕と平行になるようにしましょう
    シールドを地面と垂直になるようにするというのもアリなのでどちらにするかはお好みで
    ヒジをくの字に曲げるのは上で説明した通りのままでいいです


    次にライフルなどの重火器を装備する場合
    上記の説明からさらにヒジを引いて装備させます
    左がヒジを引いた状態、右がただくの字に曲げてあるだけです
    重たいものを持って支えるときに力を入れると、ヒジが自然に曲がるのを意識してます


    そして画像が今説明したとおりにポーズをつけた画像です
    画像だと良し悪しの判断は難しいと思うので、実際に手を動かしながら手元で違いを見てください


    最後にサーベルなどを持たせる場合です
    左の画像では剣先を上げていますが、右は下げています
    もちろん気分で決めているのではなくて、理由があってこうしています


    左の場合はまっすぐ持たせたときに腕に対して剣がほぼ垂直になっています
    これだと剣先を下に向けるよりは上へ向けるほうが楽なので剣先を上に向けて持たせています
    それに対して右は垂直にはならずに斜めになっています
    この場合は無理に剣先を上へ向けるよりも下にしておいたほうが自然なポージングとなります

    これで説明は終了です
    最初に載せた画像とは別のサンプルを少し載せておきます


    こちらは上記の通りにとくに手を加えずに素立ちさせたものです


    こちらは軽く手を加えたものです
    左のキックホッパーはS字を強調して足の開き方も大きくしてあります
    右のスカルは素立ちの状態で左手を動かして帽子をおさえるようにしてあります

    今までの説明は基本的な立たせ方についてです
    そこからそのキャラクターの個性を出すように胸をもっと張るようにしたり、わざと猫背にするなどの工夫を入れるといいと思います


    おまけ
    レビューでもちょくちょく使う方法で立たせてあります
    左足がスラッと伸びていて目の睨みもきいていてかっこいいと思います


    正面から見ると、このようにかなり不恰好になります
    見る角度が限定される写真でだから使えるメリハリのつけ方ですね


    ということで素立ち講座でした
    伝えたいことが伝えられてればいいのですが、文章書くのは苦手なので不安です・・・
    書いた内容は多くの人が知っているとは思いますが、それでも適当にレビュー検索してみるとできてない人が多いので。
    少しでもポージングするうえでの足しになればと思います

    第2回ポージング講座はないと思います
    むしろだれかポージング講座開いてくれ!と思うくらい自分のポージングセンスには自信がないので^^;
    説明足らずでわからないところがあれば拍手なり掲示板なりで質問していただければ随時答えたいと思います
    ここまで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

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