メーカー | タカラトミー |
シリーズ | デュアルモデルキット |
スケール | 1/35 |
キャラクター | オプティマスプライム |
登場作品 | トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン |
価格 | \9,240 |
発売日 | 2011年6月25日 |
映画『トランスフォーマー』よりオートボット総司令官、オプティマスプライムが非変形モデルでの立体化
こちらは完成済み内部フレームに外装を被せていく半完成品モデルです
外装を被せるだけなら簡単そうに思えますが実際はかなり荒い作りで普段プラモデルを作らない人にはあまりオススメしません
パーツの擦り合わせが必要で干渉する部分を確認しながら削ったり、組み立てる順番がおかしくてパーツに変なテンションがかかって壊れそうだと感じました
パッケージ
内部フレームの部分が窓になっていて目立ってます
やはり内部フレームが一番の特徴だということですね
全高240mmと大きく、各ディティールも細かいです
内部フレームが露出して見えるなど劇中のメカメカしい雰囲気がよく出ていると思います
内部フレーム
外装が無いこの状態だと干渉するパーツもほとんどないのでよく動きます
全体的に間接が緩いのが気になりました
頭部は劇中のイメージどおりでかっこいいです
実物を見てもほとんどわからないのですが目がクリアパーツになっています
上のバトルマスクの他にオープンフェイスも付属し、選んで組み立てます
本当はオープンフェイスで組み立てた写真も載せたかったのですが、パーツの精度が悪くて加工しないとはまらなかったり、はまってもすぐに外れてしまうので接着してしまい、バラせなくなってしまいました
こちらも目はクリアパーツ
これだけアップで写してもわからないほどつぶらな瞳です
サイドミラー、肩上の円筒状のパーツや背中のタンクなどなど、メッキパーツが多いです
フロントガラスなどにあたる部分はクリアパーツを使用
タイヤはゴム製、ホイールにはメッキなど質感の再現はバッチリです
特徴的な全身のファイヤーパターンは最初から塗装で再現されています
塗装派のために水転写デカールも付属
肩はフレームの時には前後上下に可動できましたが装甲によってほとんで出来なくなっています
ヒジは1軸可動で100°程度まで曲がります
指は親指の第一関節以外は全て可動
指の付け根はボールジョイントですが指同士の間を広げることはできずに前後のみの可動です
困ったことに指を動かしただけで指がバラバラと外れてしまうので凄まじくイライラします
右の写真を見ると間接部分に隙間があるのがわかると思います
指の間隔が狭いので辛うじてパーツが落ちないで済んでる感じです
ヒザは大きく曲げるために太ももとスネの部分がスライドするようになっています
股関節もパーツの干渉を避けて大きく広げられるようになっていますが足首の可動は追いつけてないです
太もものスライドはこんな感じになっています
足首は前後左右へ可動、ロール回転は無し
先端の爪やカカト、左右についているパーツが独立して可動します
ブレードが二本付属
刀身がオレンジのクリアパーツになっています
パーツの組み換えによってブレードを装甲の間に挟むか手首と差し替える方法にするか選択できます
刀身には文字が書かれています
どういう意味なんだろ?
以下、適当にアクション
オプティマスプライムでした
個人的には待望の非変形モデルでの立体化だったので嬉しかったです
TFファンの人は今回の商品についてどう思われているのか気になります
出来についてですが、メカのディティールや大きさ、プロポーションなどとても劇中の雰囲気が出ていると思います
可動に関してはよく動くのですが関節の保持力が重さに負けてしまうのでポーズ付けは難しいです
動かすとパーツがボロボロ外れてしまうので接着できそうなところは全て接着してしまうのがいいかもしれません
ガシガシ遊ぶことを考えると今後出る予定の特撮リボルテック版がいいと思います
デカくて迫力がある!そういうのを求めてる人向けだと思います
プラモデルの出来としてはバンダイほどの仕上げは期待しないでください
パーツがしっかりはまっているのか不安になる部分も多く、はめても緩くてすぐ外れる箇所、逆に固くてはまらない箇所などなど
タカラトミーだからもう少し組みやすい仕上がりになると思っていたんですがプラモデルとしてはいまいち
プロポーションは凄く好きなので組み立て難さが残念でした
あと、マシンガンとか銃火器くらいつけてくれ