バンダイ S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク6
| メーカー | バンダイ |
| シリーズ | S.H.Figuarts |
| 全高 | 約155mm |
| キャラクター | アイアンマン マーク6 |
| 登場作品 | IRON MAN 2 |
| 価格 | \4,725 |
| 発売日 | 2013年5月31日 |

胸の逆三角形が特徴的な6番目のアイアンマンアーマー。




塗装に力を入れているらしく、メタリックの発色はバンダイ製品の中でもトップクラスの美しさです。
劇中の質感と似ているかは別ですが。


パッケージ

付属品
足首エフェクトパーツ×2
手首エフェクトパーツA(長)×2
手首エフェクトパーツB(短)×2
背面交換用エラーフラップ
ふくらはぎ交換用エアフラップ
交換用手首×6


各部の○モールドや目の奥まった造形等、細かい部分はさすがはバンダイといった感じです。
ただ、特リボのような目元の塗装や口のスミイれが無いので、のっぺりとした印象も受けます。
それと、頬は若干痩せこけているように感じました。

光沢のあるメタリック塗装に腹部の金色のラインなど、塗装のクオリティは非常に高いです。
しかし、ラメというか塗料の粒子が粗いのか、光を当てるとキラキラ輝いて見えます。
劇中だとキラキラは無く、純粋に金属にクリアレッドを塗り重ねた輝きなので、劇中の質感とは違います。
色ももう少し明るい赤の方が良かったです。

胸のアーク・リアクターはクリアパーツの下にモールドがあり、立体的な構造をうまく再現できています。


ワンポイント的な塗装等、色の境目に目立った乱れはありませんでした。
ヒジ関節が成型色になっているのですが、ヒザと同じように塗装だったら嬉しかったです。

首は左右へ大きく動くものの、顎を引いたままで動かすのはほとんど無理です。


腰と首の前後への可動範囲は画像のように広いです。

腰を捻る等の可動範囲もとても広いです。


ヒジは180度まで曲る他、ヒジパーツの一部が前後へ動くことで、腕のラインが崩れることを防いでいます。
肩の構造は標準的なS.H.フィギュアーツと同じです。


手甲は中央部分がヒンジで可動すようになっています。
手首を取り替えるたびにこの手甲を付け直す必要があり、面倒でした。

股関節はS.H.フィギュアーツではお馴染みの引き出し式で良く動きます。
足首もダイキャストパーツを使用し、安定感と可動範囲の広さを実現しています。

腰の可動と合わせ、立膝も綺麗に決まります。


つま先も別パーツになっていて可動します。

背面のエアーフラップは差替えで展開状態を再現。

中には細かい造形が詰まっています。
アイアンマンのスマートな見た目とメカらしいディティールのギャップがかっこいいです。

ふくらはぎのエアーフラップも差し替えで展開状態を再現。


リパルサー・レイのエフェクトは長短の2種類が付属し、凸のある手首に挿し込んで使用します。
根元のオレンジ色から先端にかけてのグラデーションが綺麗です。

足裏用エフェクトは足裏の凹に挿し込んで使用します。
質感等はリパルサー・レイのエフェクトと同じです。
以下、適当にアクション









アイアンマンでした。
可動範囲の広さや塗装の精度等、良い点が多く、個人的には思っていたよりも満足感が高かったです。
エフェクトも一通り付属し、エアフラップの展開等、特撮リボルテックの後発商品としては十分な内容となっています。
個人的には、胸部リアクターの構造がスケール感を出せていて気に入りました。
残念なのは塗装の質感です。
前述の通り、塗装自体は綺麗だと思うのですが、本物のアイアンマンはこんなにキラキラしていないので、そこが気になりました。
もう一つは、魂ステージを使ってのディスプレイが難しのが残念です。
比較的飛んでいるイメージの方が強いキャラだと思うので、補助パーツがあると嬉しかったです。
予想していたよりは良い出来たっだので、今後もアイアンマンシリーズが続くことに期待します。